○旭川市立大学保健福祉学部履修規程
(令和5年4月1日 制定) |
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(趣旨)
第1条 この規程は、旭川市立大学学則第32条第2項に基づき、保健福祉学部の授業科目の履修について、その必要な事項を定める。
(履修登録)
第2条 学生は、所定の期間内に履修しようとする授業科目を登録しなければならない。
2 履修年次の指定されている授業科目は、原則としてその年次に履修しなければならない。
3 次に掲げる授業科目は、原則として履修することができない。
(1) 授業時間が重複する授業科目
(2) 上級年次に配当されている授業科目
(3) 既に単位を修得した授業科目
4 履修登録の取消は、所定の期間内に手続を行わなければならない。
(履修科目の出席)
第3条 当該授業科目の出席回数が総授業回数の3分の2に達しない場合は、原則として単位を修得することができない。
(科目の不開講)
第4条 履修登録期間終了後、当該科目の履修登録人数が5名未満の場合は、不開講とすることができる。
(履修科目の単位数の上限)
第5条 学生が1年間に授業科目として履修できる単位数は、以下の表のとおりとする。
学科 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
コミュニティ福祉学科 | 60 | 60 | 60 | 制限なし |
保健看護学科 | 45 | 55 | 制限なし | 制限なし |
2 前項の規定にかかわらず、次に掲げる科目の単位は、履修単位数の上限に含まない。
(1) 再履修科目
(2) 教員免許取得に係る科目のうち、本学が指定する科目
(3) 保健師教育課程科目
(科目の区分)
第6条 授業科目は、必修科目・選択必修科目・選択科目に分けられる。
2 必修科目は、原則として配当年次に必ず履修しなければならない。
3 選択必修科目は、該当授業科目群より所定の単位数以上の授業科目を選択して履修しなければならない。ただし、所定の単位数を超えて履修した単位を選択科目の修得単位として振り替えることができる。
4 選択科目は、所定の単位数以上の授業科目を選択して履修しなければならない。
(実習科目の単位認定要件等)
第7条 実習科目を履修するに当たって、次に掲げる要件を設ける。
(1) コミュニティ福祉学科が開講する実習科目の単位認定要件は別表第1のとおりとする。
[別表第1]
(2) 保健看護学科が開講する実習科目の履修要件は別表第2のとおりとする。
[別表第2]
(他学部・他学科の授業科目の履修及び単位認定)
第8条 教育上有益と認めるときは、本学の他学部、他学科が開講する科目を履修することができる。
2 前項により履修することができる科目の履修単位の上限は16単位までとし、卒業に必要な単位には算入されない。
(成績評価)
第9条 各授業科目の成績評価は、定期試験やその他の方法により総合的に行う。
2 定期試験に関する必要な事項は、別にこれを定める。
3 成績の表示は、以下の表のとおりとし、S、A、B、及びCを合格とし、所定の単位を与える。
評価 | 評点 | GP |
S | 90点以上 | 4 |
A | 80点以上90点未満 | 3 |
B | 70点以上80点未満 | 2 |
C | 60点以上70点未満 | 1 |
D | 60点未満 | 0 |
資格無 | ― | 0 |
欠席 | ― | 0 |
取消 | ― | 対象外 |
認定 | ― | 対象外 |
4 学生は、成績の評価について疑義がある場合は、所定の期限内に疑義の申立を行うことができる。
(進級及び留年)
第10条 コミュニティ福祉学科及び保健看護学科に、それぞれ次に掲げる進級要件を設ける。
(1) コミュニティ福祉学科の進級要件は別表第3のとおりとする。
[別表第3]
(2) 保健看護学科の進級要件は別表第4のとおりとする。
[別表第4]
2 前項に定める進級要件及び学則に定める卒業要件を満たさない者は、保健福祉学部教授会の議を経て留年とする。
(卒業)
第11条 本学を卒業するためには4年以上在学し、学則に定める卒業要件の授業科目を履修しなければならない。
2 前項に定める在学期間を超えて在学している者が前期末において卒業要件を満たした場合には、その者の申請に基づき前期末卒業の認定をすることができる。
(規程の改廃)
第12条 この規程の改廃は、大学運営会議の議を経るものとする。
附 則
この規程は、令和5年4月1日より施行する。
附 則(令和6年3月28日)
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この規程は、令和6年4月1日から施行する。
別表第1
コミュニティ福祉学科の実習科目の単位認定要件(編入学生を除く。)
1)令和5年度入学生以降
実習科目名 | 単位認定要件 |
ソーシャルワーク実習Ⅱ | 以下に示す科目について、単位を修得していること。 |
【専門基本科目】 | |
社会福祉原論Ⅰ、社会福祉原論Ⅱ、ソーシャルワーク概論Ⅰ、ソーシャルワーク概論Ⅱ、ソーシャルワーク方法論Ⅰ、高齢者福祉論Ⅰ、高齢者福祉論Ⅱ、障害者福祉論Ⅰ、障害者福祉論Ⅱ、児童福祉論Ⅰ、児童福祉論Ⅱ、地域福祉論Ⅰ、医学概論、介護概論Ⅰ | |
【専門展開科目】 | |
ソーシャルワーク方法論Ⅱ、ソーシャルワーク方法論Ⅲ、ソーシャルワーク方法論Ⅳ、ソーシャルワーク演習Ⅲ、ソーシャルワーク演習Ⅳ、ソーシャルワーク演習Ⅴ、ソーシャルワーク実習指導Ⅱ、コミュニティ調査実習 | |
精神保健福祉援助実習 | 以下に示す科目について、単位を修得していること。 |
【専門基本科目】 | |
精神医学Ⅰ、精神医学Ⅱ、精神保健学Ⅰ、精神保健学Ⅱ | |
【専門展開科目】 | |
ソーシャルワーク演習Ⅴ、ソーシャルワーク実習Ⅱ、ソーシャルワーク方法論Ⅴ、ソーシャルワーク方法論Ⅵ、精神保健福祉の原理Ⅰ、精神保健福祉の原理Ⅱ、精神障害リハビリテーション論、精神保健福祉制度論、精神保健福祉援助演習Ⅰ、精神保健福祉援助演習Ⅱ、精神保健福祉援助実習指導Ⅰ、精神保健福祉援助実習指導Ⅱ | |
介護実習Ⅰ | 介護総合演習Ⅰの単位を修得していること。 |
介護実習Ⅱ | 介護実習Ⅰ及び介護総合演習Ⅱの単位を修得していること。 |
介護実習Ⅲ | ソーシャルワーク実習Ⅱ及び介護実習Ⅱ並びに介護総合演習Ⅲの単位を修得していること。 |
2)令和3年度~令和4年度入学生
実習科目名 | 単位認定要件 |
ソーシャルワーク実習Ⅱ | 以下に示す科目について、単位を修得していること。 |
【専門基本科目】 | |
社会福祉原論I、社会福祉原論Ⅱ、ソーシャルワーク概論Ⅰ、ソーシャルワーク概論Ⅱ、高齢者福祉論Ⅰ、高齢者福祉論Ⅱ、障害者福祉論Ⅰ、障害者福祉論Ⅱ、児童福祉論Ⅰ、児童福祉論Ⅱ、地域福祉論Ⅰ、医学概論、介護概論 | |
【専門展開科目】 | |
ソーシャルワーク方法論Ⅰ、ソーシャルワーク方法論Ⅱ、ソーシャルワーク方法論Ⅲ、ソーシャルワーク方法論Ⅳ、ソーシャルワーク演習Ⅲ、ソーシャルワーク演習Ⅳ、ソーシャルワーク実習指導Ⅱ、ソーシャルワーク実習指導Ⅲ、コミュニティ調査実習 | |
精神保健福祉援助実習 | 以下に示す科目について、単位を修得していること。 |
【専門基本科目】 | |
精神医学Ⅰ、精神医学Ⅱ、精神保健学Ⅰ、精神保健学Ⅱ | |
【専門展開科目】 | |
ソーシャルワーク演習Ⅴ、ソーシャルワーク実習Ⅱ、ソーシャルワーク方法論Ⅴ、ソーシャルワーク方法論Ⅵ、精神保健福祉の原理Ⅰ、精神保健福祉の原理Ⅱ、精神障害リハビリテーション論、精神保健福祉制度論、精神保健福祉援助演習Ⅰ、精神保健福祉援助演習Ⅱ、精神保健福祉援助実習指導Ⅰ、精神保健福祉援助実習指導Ⅱ |
別表第2
保健看護学科の実習科目の履修要件
1)令和4年度入学生以降
実習科目名 | 履修要件 |
以下に示す科目について、単位を修得していること。 | |
基礎看護学実習 | 診療に伴う技術論、看護過程論 |
急性期看護実習 | 健康段階別看護過程論、エンド・オブ・ライフケア論 |
慢性期看護実習 | 健康段階別看護過程論、エンド・オブ・ライフケア論 |
生活機能支援看護実習 | エンド・オブ・ライフケア論 |
在宅復帰支援看護実習 | エンド・オブ・ライフケア論 |
小児看護学実習 | 子どもの健康と障害のケア展開論、エンド・オブ・ライフケア論 |
母性看護学実習 | マタニティサイクル看護の実践Ⅱ |
精神看護学実習 | 精神看護学実践論、エンド・オブ・ライフケア論 |
在宅看護論実習 | 在宅看護援助技術論、エンド・オブ・ライフケア論 |
地域統合実習 | 急性期看護実習、慢性期看護実習、生活機能支援看護実習、在宅復帰支援看護実習、小児看護学実習、母性看護学実習、精神看護学実習、在宅看護論実習 |
公衆衛生看護学実習Ⅰ | 疫学、保健統計学、保健医療福祉行政論Ⅱ、個人・家族支援論、集団・組織支援論、地域診断論、公衆衛生看護活動論、公衆衛生看護技術論、公衆衛生看護管理論 |
公衆衛生看護学実習Ⅱ | 疫学、保健統計学、保健医療福祉行政論Ⅱ、個人・家族支援論、集団・組織支援論、地域診断論、公衆衛生看護活動論、公衆衛生看護技術論、公衆衛生看護管理論 |
2)平成28年度~令和3年度入学生
実習科目名 | 履修要件 |
以下に示す科目について、単位修得済みあるいは修得見込みであること。 | |
基礎看護学実習Ⅰ | 看護学概論、基礎看護学活動論Ⅰ、基礎看護学活動論Ⅱ、看護ヘルスアセスメント論 |
基礎看護学実習Ⅱ | 基礎看護学活動論Ⅱ、基礎看護学活動論Ⅲ、看護ヘルスアセスメント論、看護過程論、基礎看護学実習Ⅰ |
成人看護学実習 | 成人看護学概論、成人看護学活動論Ⅰ-1、成人看護学活動論Ⅰ-2、成人看護学活動論Ⅱ、終末期看護論 |
老年看護学実習 | 老年看護学概論、老年看護学活動論Ⅰ、老年看護学活動論Ⅱ |
母性看護学実習 | 母性看護学概論、母性看護学活動論Ⅰ、母性看護学活動論Ⅱ |
小児看護学実習 | 小児看護学概論、小児看護学活動論Ⅰ-1、小児看護学活動論Ⅰ-2、小児看護学活動論Ⅱ |
精神看護学実習 | 精神看護学概論、精神看護学活動論Ⅰ、精神看護学活動論Ⅱ、精神看護学活動論Ⅲ |
在宅看護論実習 | 在宅看護概論、在宅看護論演習 |
看護統合実習 | 【専門科目】 |
専門分野Ⅰ・専門分野Ⅱに該当する全科目 | |
在宅看護論実習 | |
公衆衛生看護学実習Ⅰ | 保健統計学Ⅱ、公衆衛生看護学活動論Ⅰ(学校・産業保健)、公衆衛生看護学活動論Ⅰ(看護管理)、公衆衛生看護学活動論Ⅱ、公衆衛生看護学活動論Ⅲ、保健医療福祉行政論演習、疫学 |
公衆衛生看護学実習Ⅱ | 公衆衛生看護学実習Ⅰ |
別表第3
コミュニティ福祉学科の進級要件(2年次編入学生を除く。)
1)令和5年度入学生以降
進級年次 | 進級要件 |
3年次 | 以下に示す科目を含め、60単位以上を修得していること。 |
【教養科目】 | |
福祉・看護の社会科学、英語Ⅰ、英語Ⅱ | |
【専門基本科目】 | |
基礎ゼミナール、展開ゼミナール | |
【専門展開科目】 | |
ソーシャルワーク演習Ⅰ、ソーシャルワーク演習Ⅱ、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ、ソーシャルワーク実習Ⅰ |
2)令和3年度~令和4年度入学生
進級年次 | 進級要件 |
3年次 | 以下に示す科目を含め、60単位以上を修得していること。 |
【教養科目】 | |
福祉・看護の社会科学Ⅰ、英語Ⅰ、英語Ⅱ | |
【専門基本科目】 | |
基礎ゼミナール、展開ゼミナール | |
【専門展開科目】 | |
ソーシャルワーク演習Ⅰ、ソーシャルワーク演習Ⅱ、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ、ソーシャルワーク実習Ⅰ |
別表第4
保健看護学科の進級要件
進級年次 | 進級要件 |
2年次 | 1年次開講科目のうち、全ての必修科目の単位を修得していること。 |
3年次 | 2年次開講科目のうち、全ての必修科目の単位を修得していること。 |