○北海道教育大学人権委員会に関する要項
(制　定　平成18年10月25日)
改正
平成28年3月22日
令和2年4月20日
令和3年3月31日
(趣旨)
第1条　この要項は，北海道教育大学における人権侵害の防止等に関する規則(平成18年規則第11号。以下「人権侵害防止規則」という。)第8条第5項の規定に基づき，人権委員会(以下「委員会」という。)に関し必要な事項を定める。
[北海道教育大学における人権侵害の防止等に関する規則(平成18年規則第11号。以下「人権侵害防止規則」という。)第8条第5項]
(議事)
第2条　委員会は，委員の3分の2以上が出席しなければ，会議を開くことができない。
2　委員会の議事は，出席した委員の過半数をもって決定し，可否同数の場合は委員長の決するところによる。
(委員の職務関与の制限等)
第3条　委員会の委員が，次に該当する場合においては，人権侵害防止規則第8条第1項第3号及び第4号の審議等に関与することができない。
[人権侵害防止規則第8条第1項第3号] [第4号]
(1)　自らが当事者である場合
(2)　事案の当事者から，委員が利害関係を有する等の理由で不公平な判断をするおそれがある等の申立てがなされ，当該申立てに合理的理由があると委員会が認めた場合
(3)　その他委員会が必要と認めた場合
2　前項の規定により，委員会の審議等に関与することができない委員が3分の1を超えるに至った場合には，委員長は，直ちにその旨を学長に報告しなければならない。
3　学長は，前項の報告を受けたときは，速やかに臨時の委員を委嘱するものとし，当該委嘱を受けた委員は，第1項の規定により審議等に関与することができない委員の代理とみなす。
4　前項の委嘱を必要とする事情がなくなった場合には，委員長は，直ちにその旨を学長に報告しなければならない。
5　学長は，前項の報告を受けたときは，速やかにその委嘱を解くものとする。
(調査の開始)
第4条　委員会は，人権侵害防止規則第11条第1項の規定に基づき調査委員会を設置する場合，あらかじめ相談者等の同意を得なければならない。
[人権侵害防止規則第11条第1項]
2　委員会は，調査委員会を設置した場合は，速やかに学長に報告するものとする。
(調査の手続等)
第5条　調査委員会は，調査を行うに当たり，あらかじめその調査方法等を当事者に説明しなければならない。
2　調査委員会が事情聴取による調査を行う場合は，当事者双方から事情聴取を行わなければならない。
3　調査委員会は，前項の事情聴取の内容を記録するものとする。
4　調査委員会は，調査の結果を調査委員会が設置された日から原則1月以内に書面により委員会に報告しなければならない。ただし，特別な事情がある場合は，この限りでない。
(調査結果及び措置)
第6条　委員会は，前条第4項の報告を受けたときは，学長に調査結果の報告をしなければならない。
2　委員会は，調査結果に基づいて紛争の解決及び救済等の措置を行う。
(事務)
第7条　委員会に関する事務は，総務企画部人事課及び教育研究支援部学生支援課が行う。
附　則
この要項は，平成18年10月25日から施行する。
附　則(平成28年3月22日)
この要項は，平成28年4月1日から施行する。
附　則(令和2年4月20日)
この要項は，令和2年10月1日から施行する。
附　則(令和3年3月31日)
この要項は，令和3年4月1日から施行する。