○北海道教育大学における学生の通称名等の使用に関する規則
(制 定 令和2年3月31日令和元年規則第37号)
(趣旨)
第1条
この規則は，北海道教育大学（以下「本学」という。）に在学する学生が第4条各号に規定する戸籍上の氏名（外国籍の者については，外国人住民に係る住民票又は旅券上の氏名をいう。以下同じ。）以外の氏名（以下「通称名等」という。）の使用に関し必要な事項を定める。
[
第4条各号
]
(使用の許可)
第2条
学長が認めたときは，第５条に規定する文書の記載を通称名等とすること（以下「通称名等の使用」という。）ができる。
[
第５条
]
(通称名等の使用ができる学生)
第3条
通称名等の使用ができる学生は，次のとおりとする。
(1)
学部の学生
(2)
大学院の学生
(3)
養護教諭特別別科の学生
(4)
研究生
(5)
科目等履修生
(6)
特別聴講学生
(通称名等の使用ができる場合)
第4条
通称名等の使用ができる場合は，次に掲げるとおりとする。
(1)
戸籍に記載された氏名を変更していない学生が性別違和及び性自認の不一致を理由として通称名等を使用する場合
(2)
外国籍の者が住民票に記載されている通称名を使用する場合
(3)
姻等により戸籍に記載された氏を変更した学生が旧姓を使用する場合
(4)
前各号に掲げるもののほか，学生に通称名等を使用させることが適当と学長が認める場合
(通称名等の使用ができる文書)
第5条
通称名等の使用ができる文書は，本学が作成する文書とする。
ただし，次に掲げる文書を除く。
(1)
法令等により，戸籍上の氏名を使用することとされている文書
(2)
前号に掲げるもののほか，学長が戸籍上の氏名を使用することが適当と認める文書
(通称名等の使用の申出)
第6条
通称名等の使用を希望する学生は，通称名等使用申出書（別記様式第1号）を所属する組織のキャンパス長，教職大学院長又は学校臨床心理専攻長（以下「所属校のキャンパス長等」という。）を経て学長に提出しなければならない。
2
学長は，通称名等の使用を認める場合は，所属校のキャンパス長等を経て通称名等使用許可通知書（別記様式第2号）により当該学生に通知する。
(通称名等の使用の中止)
第7条
通称名等の使用の中止を希望する場合は，通称名等使用中止申出書（別記様式第3号）を，所属校のキャンパス長等を経て学長に提出しなければならない。
2
学長は，通称名等の使用の中止を認める場合は，所属校のキャンパス長等を経て，通称名等使用中止許可通知書（別記様式第4号）により当該学生に通知する。
(記録)
第8条
通称名等の使用又はその中止を認めた場合は，その旨を成績原簿・学籍簿に記録する。
(学位記に記載する氏名の取扱い)
第9条
通称名等の使用を認められた学生が，学位記に記載する氏名を，次の各号 のいずれかの表記とすることを希望する場合は，学位記における氏名表記申出書（別 記様式第5号）を所属校のキャンパス長等を経て学長に提出しなければならない。
(1)
戸籍上の氏名
(2)
戸籍上の氏名及び通称名等
2
学長は，前項の提出があったときは，これを認めるものとする。
(通称名等の使用に伴う証明等)
第10条
通称名等の使用を認められた学生に対しては，通称名等の使用を認められている旨の文書（別記様式第6号）を交付することができる。ただし，学生が戸籍上の氏名の者であることについては，当該学生が自らの責任において証明することとする。
(卒業，修了，退学及び除籍後の取扱い)
第11条
卒業，修了，退学及び除籍時に通称名等の使用を認められていた者については，その者が卒業，修了，退学及び除籍した後においても通称名等の使用を行うものとする。
附 則
この規則は，令和2年4月1日から施行する。
様式第1号(第6条関係)
様式第2号(第6条関係)
様式第3号(第7条関係)
様式第4号(第7条関係)
様式第5号(第9条関係)
様式第6号(第10条関係)