○国立大学法人長岡技術科学大学セカンドラボプログラム要項
(令和7年3月13日学長裁定)
第1 趣旨
この要項は、国立大学法人長岡技術科学大学(以下「本学」という。)のセカンドラボプログラムに関し、必要な事項を定める。
第2 定義
この要項において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) セカンドラボ 学生が担当教職員の指導の下で他分野の学生と協働し、研究、社会貢献活動等を自律的に行う団体で、技術革新フロンティア教育センターが本学に設置するものをいう。
(2) セカンドラボプログラム セカンドラボを通じた学生の実践教育の制度をいう。
第3 目的
セカンドラボプログラムは、学生が座学、研究活動等では身につけにくいリーダーシップ、サイエンスコミュニケーションスキル、実践力、企画立案能力、企画実行力、デザイン能力、社会性等を養うことを目的とする。
第4 教育課程との関係
セカンドラボプログラムは、正規の教育課程外の実践教育とする。
第5 運営等
1 セカンドラボプログラムの運営は、技術革新フロンティア教育センターSTEAM教育実践グループ(以下「STEAM教育実践グループ」という。)が行う。
2 本学に別表に掲げるセカンドラボを置く。
3 各セカンドラボに担当教職員(以下「セカンドラボ担当教職員」という。)を置き、セカンドラボごとに少なくとも一人はSTEAM教育実践グループの構成員を充てる。
4 各セカンドラボにおける学生の活動は、共通する事項についてはSTEAM教育実践グループが決定し、当該セカンドラボに関する個別の事項についてはセカンドラボ担当教職員が決定する。
5 第2項に規定するセカンドラボの新設、廃止及び名称変更については、STEAM教育実践グループの申出に基づき、技術革新フロンティア教育センター長が決定する。
第6 学生募集等
1 セカンドラボの学生募集は、毎年4月に行うほか、STEAM教育実践グループが必要と認める時期に行うものとする。
2 各セカンドラボの定員及び募集人数は、セカンドラボ担当教職員が決定する。
3 第1項の学生募集に係る選考は、セカンドラボ担当教職員が行う。
4 前項の選考結果については、セカンドラボ担当教職員が決定後速やかに申請学生に通知するものとする。
第7 メンバーシップ
セカンドラボに参加する学生は、次の表に掲げる学年に応じ、それぞれ同表に掲げるメンバーシップの所属として区分する。
学年メンバーシップ
学部第1学年・第2学年ジュニアメンバー
学部第3学年・第4学年レギュラーメンバー
修士課程、5年一貫制博士課程第1学年・第2学年リーダー
博士後期課程、5年一貫制博士課程第3学年~第5学年マネージャー
第8 参加学生の変更報告
セカンドラボ担当教職員は、学生の新規参加、脱退等によりセカンドラボの参加学生に変更があったときには、学務課に連絡する。
第9 活動証明
1 セカンドラボにおいて一定の活動を半年以上行った学生には、所定の活動証明書を交付する。
2 活動証明書の交付は、次の表に掲げるメンバーシップに応じ、原則としてそれぞれ同表に掲げる時期に行うものとする。
メンバーシップ活動証明書交付時期
ジュニアメンバー学部第3学年進級時
レギュラーメンバー学部卒業時
リーダー修士課程修了時、5年一貫制博士課程第第3学年進級時
マネージャー博士後期課程修了時、5年一貫制博士課程修了時
3 活動証明書の交付は、セカンドラボ担当教職員の推薦に基づき、技術革新フロンティア教育センター長が行う。
第10 事務
セカンドラボプログラムに関する事務は、学務課で処理する。
第11 雑則
この要項に定めるもののほか、セカンドラボプログラムの取扱いに関し必要な事項は、別に定める。
附 則
1 この要項は、令和7年3月13日から実施する。
2 この要項の規定にかかわらず、戦略的技術者育成アドバンストコースのセカンドラボの取扱いについては、なお従前の例による。
3 この要項の実施の際、現にセカンドラボに参加している学生については、この要項の実施日前の活動実績を第9の第1項に規定する活動実績に通算することができる。
別表(第5の第2条関係)
本学に設置するセカンドラボ
てくみゅLab
TExDI
Bio-Connectラボ