○国立大学法人長岡技術科学大学J-PEAKS統括本部規則
(令和7年6月4日規則第2号)
(設置)
第1条 国立大学法人長岡技術科学大学(以下「本学」という。)に、J-PEAKS統括本部(以下「本部」という。)を置く。
(目的)
第2条 本部は、本学における地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(以下「本事業」という。)を円滑に促進するため、本事業を統括し、ソーシャルインパクト創出による地域における社会変革を牽引するSX研究大学としての本学の地位の確立に向け、全学的な組織体制により取組を推進することを目的とする。
(業務)
第3条 本部は、前条の目的を達成するため、次の各号に掲げる業務を行う。
(1) 本事業の戦略の策定及び企画立案に関すること。
(2) 本事業の進捗管理及び予算管理に関すること。
(3) 本事業に係る施設・設備等の整備及び運用に関すること。
(4) 本事業における他機関との連携に関すること。
(5) その他本事業の推進に関し必要な事項
(部門)
第4条 本部に第2条の目的を達成するため、次表に掲げる部門を置く。
部門取組事項
研究人材育成部門・地域中核大学を担う人材育成
研究力強化部門・研究力強化組織の改革とリーダー育成
・全学中堅・若手研究者の研究力向上
・国際連携・企業連携による強み分野の拡充
研究企画・運営強化部門・研究マネジメント体制の整備
・研究力強化組織及び研究環境の改革
・URA・職員のマネジメント力強化と教職協働体制の強化
共創拠点機能強化部門・共創拠点の活用と展開による全学の研究力強化
・研究機器の共用化促進
・データ活用・DX・GXの推進
社会変革部門・地域プロデュースとReスタートアップ支援
・多角的な研究リソースの獲得
・グローバルサウスとの連携・SX実証の推進
(構成)
第5条 本部は、次の各号に掲げる者をもって構成する。
(1) 本部長
(2) 副本部長
(3) 独立行政法人日本学術振興会から本事業に係る伴走チームのリエゾンとして委嘱を受けた者(以下「リエゾン」という。)
(4) 各部門の部門長
(5) 各部門の副部門長
(6) 各部門の部門員
(7) 学長が指名するURA又はUEA
(8) その他学長が必要と認めた者
2 本部長は、学長をもって充てる。
3 副本部長は、教育研究戦略担当の理事、本事業担当の特命副学長及び事務局長をもって充てる。
4 各部門長、副部門長及び部門員は、本学の教職員のうちから学長が指名する。
5 構成員の任期は2年とし、再任を妨げない。ただし、欠員が生じた場合の後任の構成員の任期は、前任者の残任期間とする。
(統括本部会議)
第6条 本部の業務に関する事項を審議するため、本部にJ-PEAKS統括本部会議(以下「統括本部会議」という。)を置く。
2 統括本部会議は、前条第1項第1号から第5号の者で構成し、議長は、本部長をもって充てる。
3 本部長は、統括本部会議を招集し、その議長となる。ただし、本部長に支障があるときは、副本部長がその職務を代行する。
4 本部長が必要と認めるときは、構成員以外の者を統括本部会議に出席させることができる。
(SX研究大学推進会議)
第7条 本事業における研究力強化等の研究のサスティナビリティ創出をマネジメントし、本部への助言等を行うため、SX研究大学推進会議を置く。
2 SX研究大学推進会議に関し、必要な事項は、別に定める。
(SX推進協議会)
第8条 本事業における産官学金民連携等による社会のサスティナビリティ創出をマネジメントし、本部への助言等を行うため、SX推進協議会を置く。
2 SX推進協議会に関し、必要な事項は、別に定める。
(事務)
第9条 本部に関する事務は、関係各課の協力を得て、地域共創課SX推進室において処理する。
(雑則)
第10条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。
附 則
1 この規則は、令和7年6月4日から施行する。
2 この規則施行後の本部の最初の構成員の任期は、第5条第5項の規定にかかわらず、令和9年3月31日までとする。