○奈良教育大学連携開設科目に関する取扱要項
(令和4年4月1日教育大要項等) |
|
(趣旨)
第1条 この要項は、大学設置基準(昭和31年文部省令第28号)第19条の2及び奈良教育大学学則(令和4年度学則第1号)第69条の規定に基づき実施する、奈良教育大学(以下「本学」という。)が奈良女子大学と連携して開設する授業科目(以下「女子大連携開設科目」という。)及び奈良女子大学が本学と連携して開設する授業科目(以下「教育大連携開設科目」という。)の運用に関し、必要な事項を定める。
(連携開設科目)
第2条 女子大連携開設科目及び教育大連携開設科目は、それぞれ別表1及び別表2に掲げる授業科目とする。
(学生への女子大連携開設科目の周知)
第3条 本学は、奈良女子大学から、女子大連携開設科目の各授業科目の授業の方法及び内容並びにその履修の方法等についての情報の提供を受けた上で、これらを学生に周知するものとする。
(女子大連携開設科目の履修登録)
第4条 女子大連携開設科目の履修を希望する学生は、他の授業科目と同様に、本学が定める期間内に、本学が定める方法により、女子大連携開設科目の履修登録を行うものとする。
(女子大連携開設科目の履修に係る事項)
第5条 前条に基づき女子大連携開設科目の履修登録を行った学生の奈良女子大学における授業及び試験の方法その他履修に関する事項は、奈良女子大学の定めるところによるものとする。
(女子大連携開設科目の試験)
第6条 学生が履修している女子大連携開設科目と当該学生が本学で履修している授業科目の試験日が重複した場合は、学生は、女子大連携開設科目の受験を優先するものとする。
2 前項の理由により試験を受けることができなかった学生は、奈良教育大学履修規則(平成16年規則第254号)第15条の規定に基づき、願い出により、教授会の議を経て追試験を受けることができる。
(女子大連携開設科目の成績証明書)
第7条 学生が履修した女子大連携開設科目の成績証明書は、本学が発行する。
(女子大学生への教育大連携開設科目の周知)
第8条 本学は、奈良女子大学の学生(以下「女子大学生」という。)に教育大連携開設科目の各授業科目の授業の方法及び内容並びにその履修の方法等について周知するため、必要な情報を奈良女子大学に提供する。
(女子大学生の教育大連携開設科目の履修登録)
第9条 教育大連携開設科目の履修を希望する女子大学生は、奈良女子大学が定める期間内に、同大学が定める方法により、教育大連携開設科目の履修登録を行うものとする。
2 本学は、必要に応じて教育大連携開設科目の授業科目ごとに、受け入れる女子大学生の数の上限をあらかじめ定めることができる。この場合、当該上限を奈良女子大学に通知するものとする。
(女子大学生の教育大連携開設科目の履修に係る事項)
第10条 前条に基づき教育大連携開設科目の履修登録を行った女子大学生の本学における授業及び試験の方法その他履修に関する事項は、本学の定めるところによるものとする。
(女子大学生の教育大連携開設科目の試験)
第11条 女子大学生が履修している教育大連携開設科目と当該女子大学生が奈良女子大学で履修している授業科目の試験日が重複した場合は、女子大学生は、教育大連携開設科目の受験を優先するものとする。
2 女子大学生に対して、教育大連携開設科目の追試験は実施しないものとする。
(女子大学生の単位の修得等)
第12条 本学は、教育大連携開設科目を聴講し、その試験に合格した女子大学生に、単位を与えるものとする。
2 前項の単位に係る成績評価は、素点(0点~100点)により行い、これを奈良女子大学に通知するものとする。
3 本学は、女子大学生の成績原簿を保管するものとする。
(施設等の利用)
第13条 本学は、女子大学生が履修上必要な施設・設備の利用について、便宜を供与する。
附 則
この要項は、令和4年4月1日から施行する。
附 則(令和5年2月22日教育大要項等)
|
この要項は、令和5年4月1日から施行する。
附 則(令和6年2月28日教育大要項等)
|
この要項は、令和6年4月1日から施行する。
附 則(令和7年2月26日教育大要項等)
|
この要項は、令和7年4月1日から施行する。
別表1 女子大連携開設科目
前期
曜日 | 時限 | 授業科目名 | 担当教員 | 単位 |
月 | 3・4 | ベーシックサイエンスⅠ | 三藤清香・南香名 | 2 |
月 | 7・8 | 数学入門 | 小林毅 | 2 |
火 | 7・8 | なら学 | 寺岡伸悟・青木美紗・坂井禎介・浅田晴久・西村さとみ | 2 |
火 | 7・8 | ジェンダー生理学 | 島本太香子 | 2 |
木 | 5・6 | ヨーロッパ学入門 | 橋田力 | 2 |
金 | 5・6 | 政治学 | 小島吉之 | 2 |
金 | 7・8 | 法律学 | 松尾善紀 | 2 |
後期
曜日 | 時限 | 授業科目名 | 担当教員 | 単位 |
月 | 1・2 | 共生科学 | 酒井敦・浅田晴久・三方裕司・藤平眞紀子・村松加奈子 | 2 |
月 | 3・4 | 生活の中の物理学 | 比連崎悟 | 2 |
月 | 3・4 | 人体科学 | 芝﨑学・中田大貴・大高千明・伊藤佳乃子 | 2 |
月 | 3・4 | ベーシックサイエンスⅡ | 三藤清香・南香名 | 2 |
水 | 5・6 | インクルーシブってなに? | ライラ・カセム | 2 |
水 | 5・6 | 国際機構論入門 | 橋田力 | 2 |
木 | 1・2 | 環太平洋くろしお文化論 | 田中希生・西村さとみ・矢島洋一・前田英之・村上麻佑子 | 2 |
金 | 3・4 | 社会と文化の心理学 | 村上史朗 | 2 |
金 | 5・6 | 西洋の美と芸術 | 請田義人 | 2 |
集中 | アメリカ学生研修SEASoN | 雲島智恵・長谷圭城 | 2 |
別表2 教育大連携開設科目
前期
曜日 | 時限 | 授業科目名 | 担当教員 | 単位 |
火 | 1・2 | フィールドワークで地域に学ぶ | 河本大地 | 2 |
火 | 1・2 | 科学技術の歴史と身の回りの物質 | 梶原篤 | 2 |
火 | 1・2 | キャリア形成と人権 | 生田周二 | 2 |
火 | 5・6 | 国連SDGs入門
- 「行動の10年」のためのサステナビリティの学び - | 中澤静男 | 2 |
火 | 5・6 | 仮名書道と実用書 | 北山聡佳 | 2 |
木 | 3・4 | ESDと防災 | 及川幸彦 | 2 |
木 | 7・8 | ESD原論 | 及川幸彦・河野晋也 | 2 |
木 | 9・10 | ESDと学校教育 | 河野晋也・大西浩明 | 2 |
木 | 9・10 | 考古学と自然科学 | 青木智史・金原正明 | 2 |
木 | 9・10 | 多文化・人権フィールドワーク | 南雲勇多 | 2 |
金 | 1・2 | 外国人児童生徒等のための日本語教育の基礎 | 和泉元千春 | 2 |
金 | 3・4 | サバイバルロジカルシンキング | 中村元彦 | 2 |
木 | 3・4 | 教育経営行政論 | 小林昇光 | 2 |
集中 | 学校フィールド演習Ⅰ(学校体験活動) | 竹村謙司 | 1※通年 | |
集中 | 学校フィールド演習Ⅱ(学校インターンシップ) | 竹村謙司 | 1※通年 |
後期
曜日 | 時限 | 授業科目名 | 担当教員 | 単位 |
月 | 9・10 | ESDと生活科・総合的な学習の時間 | 中澤静男・大西浩明 | 2 |
火 | 1・2 | 人権と教育 | 生田周二 | 2 |
火 | 3・4 | Excel VBAのプログラミング:教育用ゲームを作る | 出口拓彦 | 2 |
水 | 3・4 | 運動と健康 | 前川真姫 | 2 |
木 | 3・4 | 学校フィールド演習Ⅰ(学校体験活動) | 竹村謙司 | 1※通年 |
木 | 5・6 | ESDと気候変動 | 及川幸彦 | 2 |
木 | 9・10 | ESDと世界遺産 | 中澤静男・大西浩明 | 2 |
木 | 9・10 | 足元の多文化化・国際化 | 南雲勇多 | 2 |
金 | 1・2 | 「日の丸・君が代問題」の歴史的考察 | 今正秀 | 2 |
金 | 9・10 | 国際・異文化間理解(海外体験プログラムへの誘い) | 南雲勇多・前田康二・佐藤臨太郎 | 2 |
木 | 7・8 | 教育経営行政論 | 小林昇光 | 2 |
集中 | 学校フィールド演習Ⅱ(学校インターンシップ) | 竹村謙司 | 1※通年 |