○奈良国立大学機構監事監査実施細則
| (令和4年4月1日機構細則第1号) |
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(目的)
第1条 この細則は、奈良国立大学機構監事監査規程(令和4年度機構規程第21号。以下「規程」という。)第17条第1項の規定に基づき、監査の手続その他監査の実施に関し必要な事項を定めることを目的とする。
(監査事項)
第2条 監査事項は、次に掲げるとおりとする。
(1) 業務方法書、規程等の整備状況及び実施状況
(2) 中期計画の実施状況
(3) 組織及び制度の運営状況
(4) 人事管理の状況
(5) 予算の執行及び資金運用の状況
(6) 決算の状況
(7) 収入及び支出の状況
(8) 資産の管理状況
(9) 契約の状況
(10) 不正防止に関する内部統制の整備及び運用の状況
(11) その他業務及び会計に関する重要な事項
(監査の手順等)
第3条 監事は、原則として次に掲げる手順により監査を実施する。
(1) 監査対象部門の長からの概況聴取
(2) 監査対象部門の担当者からの個別聴取
(3) 帳票その他証拠書類の原本確認
(4) 書類と現物との照合確認
(5) 現地の調査
(6) 監査終了後の講評
2 監事は、必要があると認めるときは、監査対象部門に資料の作成を求めることができる。ただし、可能な限り既存資料の活用を図るよう努めるものとする。
(監査計画)
第4条 規程第6条に規定する監査計画に記載する事項は、次に掲げるとおりとする。
[規程第6条]
(1) 監査の基本方針
(2) 監査の重点事項
(3) 監査の対象部門
(4) 監査の実施期間
(5) 監査の方法
(6) 監査の補助者
(監査の実施通知)
第5条 監事は、監査計画に基づき監査を実施するときは、あらかじめ監査対象部門の責任者に監査事項及び監査場所その他監査に必要な事項を通知するものとする。
(監査記録)
第6条 監査の事務補助に従事した職員は、監査終了後、監査結果の概要を記した監査記録を作成し、監事に提出するものとする。
(監査結果報告書)
第7条 規程第12条第1項に規定する監査結果報告書に記載する事項は、次に掲げるとおりとする。
(1) 監査結果の概要
(2) 改善を要する事項
(3) その他必要と認める事項
(その他)
第8条 規程及びこの細則に定めるもののほか、監査の実施に関し必要な事項は、監事がその都度定めるものとする。
附 則
この細則は、令和4年4月1日から施行する。