○奈良国立大学機構旅費支給細則によるパック旅行に伴う旅費支給要領
(令和4年4月1日機構要項等)
(目的)
第1条 この取扱要領は、国立大学法人奈良国立大学機構旅費支給細則第27条の規定に基づき、パック旅行により旅行した際の旅費の支給方法について必要な事項を定め、旅行代理店が鉄道賃及び航空賃(以下「鉄道賃等」という)等の額の内訳を示せない場合の鉄道賃等の支給について、円滑に行うことを目的とする。
(支給要件)
第2条 鉄道等の利用を伴うパック旅行において、正規の旅費よりも安価である場合に限り、本要領により支給するものとする。
(必要書類)
第3条 パック旅行を利用した旅行の場合に、支払いに必要な添付書類は、当該パック旅行の内容がわかるもの(パンフレット等)を鉄道賃等に係る書類(領収書、搭乗券等、請求書等)に添付する。
(パック旅行を利用した場合の計算方法)
第4条 パック旅行を利用した場合の旅費の計算方法は、次のとおりとする。
鉄道賃等=パック料金+夕・朝食代相当額(※1)-入出国税並びに空港施設使用料(※2)-宿泊料定額
※1…パック料金に夕・朝食が含まれていない場合に限る。
※2…パック料金に空港施設使用料が含まれている場合に限る。
(1) 運賃・宿泊代の区分がないパック料金
・ 宿泊料定額へ先に充てる。
・ 残額を割引運賃(正規料金より減額した運賃)として計算する。(旅費計算書の鉄道賃等欄に記載する。)
・ 旅費請求書の備考欄にパック料金である旨記載する。
(2) 夕・朝食がついていないパック料金
・ 夕・朝食代相当額(パック料金に含まれないものに限る)を宿泊料定額に先に充てる。
・ 宿泊料定額から上記を差し引いた残額を宿泊料相当額として次に充てる。(旅費請求書の宿泊料欄に記載する。)
・ パック料金と夕・朝食代相当額の合計から上記を差し引いた残額を割引運賃(正規料金より減額した運賃)として計算する。(旅費請求書の鉄道賃等欄に記載する。)
(3) 夕・朝食代相当額は、次のとおりとする。
夕・朝食代相当
(食事なしパック)
夕食代相当
(朝食付パック)
朝食代相当
(夕食付パック)
2,2001,500700
(その他)
第5条 パック旅行について、食事以外の特典がついている場合については、特典の利用を自粛するものとする。なお、食事以外の特典がついている場合であっても、旅費の節減につながるパック料金である場合は、そのパック旅行の利用を制限するものではない。
第6条 特別の事情によりこの要領により難い場合は、予め財務課と協議の上、理事長の承認により別に定めることができる。
附 則
この要領は、令和4年4月1日から施行する。