○新潟大学歯学部規程
(平成16年4月1日歯規程第1号)
改正
平成17年4月1日歯規程第1号
平成20年3月6日歯規程第1号
平成21年3月11日歯規程第1号
平成27年3月6日歯規程第1号
平成27年12月2日歯規程第4号
平成29年3月6日歯規程第1号
平成30年3月20日歯規程第1号
平成31年3月20日歯規程第2号
令和元年9月4日歯規程第4号
令和2年9月2日歯規程第1号
令和7年3月6日歯規程第1号
(趣旨)
第1条
新潟大学歯学部(以下「本学部」という。)の教育課程の編成,学生の履修方法,卒業の要件等に関し必要な事項については,新潟大学学則(平成16年学則第1号。以下「学則」という。)に定めるもののほか,この規程の定めるところによる。
[
新潟大学学則(平成16年学則第1号。以下「学則」という。)
]
(本学部の教育研究の目的)
第1条の2
本学部は国民の健康・福祉に寄与する口腔科学・保健・福祉に関する研究を基盤として,基礎的な専門知識と深い教養を備え,問題解決能力の育成及び倫理観の育成を通じて,創造性並びに感性豊かで社会に貢献できる有為な人材を養成することを目的とする。
(学科)
第2条
本学部に,次の学科を置く。
歯学科
口腔生命福祉学科
(教育課程)
第3条
本学部の教育課程は,教養教育に関する授業科目及び専門教育に関する授業科目により編成する。
(教養教育に関する授業科目の履修等)
第4条
教養教育に関する授業科目は,歯学科にあっては別表第1に定めるところにより,口腔生命福祉学科にあっては別表第2に定めるところにより,履修しなければならない。
[
別表第1
] [
別表第2
]
2
前項の別表第1及び別表第2に規定する科目区分等並びにその科目区分等に基づく授業科目は,新潟大学における授業科目の区分等に関する規則(平成16年規則第38号)の定めるところによる。
[
別表第1
] [
別表第2
] [
新潟大学における授業科目の区分等に関する規則(平成16年規則第38号)
]
3
外国人留学生等が留学生基本科目の日本語の授業科目を履修し,その単位を修得したときは4単位までを英語の授業科目の単位に,留学生基本科目の日本事情の授業科目を履修し,その単位を修得したときは,歯学科にあっては8単位までを,口腔生命福祉学科にあっては2単位までを人文社会・教育科学の授業科目の単位に代えることができる。
(教養教育に関する授業科目の再試験)
第5条
教養教育に関する授業科目の1科目について不合格のため,進級ができない者については,再試験(1科目に限る。ただし,その学生が外国人留学生等である場合は2科目)を行うことができる。
(専門教育に関する授業科目の履修)
第6条
専門教育に関する授業科目は,歯学科にあっては別表第3に定めるところにより,口腔生命福祉学科にあっては別表第4に定めるところにより,履修しなければならない。
[
別表第3
] [
別表第4
]
2
臨床実習を履修する歯学科の学生は,第5年次において別に定めるところにより必要な授業科目の単位を修得又は履修していなければならない。
3
第1項の規定にかかわらず,教授会が教育上必要と認めたときは,当該年次に履修しなければならない授業科目以外の授業科目を履修させることができる。
(履修手続)
第7条
学生は,履修しようとする授業科目について,授業担当教員に聴講の申請を行い,その承認を得なければならない。
ただし,専門教育に関する授業科目のうち,必修科目については,この限りでない。
2
前項の履修手続は,各学期ごとに定める所定の期日までに行わなければならない。
(進級)
第8条
学年の各年次への進級は,次の基準によるものとする。
(1)
第2年次への進級
イ
歯学科にあっては,別表第1及び別表第3に定める第1年次に履修しなければならない授業科目の単位を修得した者
[
別表第1
] [
別表第3
]
ロ
口腔生命福祉学科にあっては,別表第2に定める教養教育に関する授業科目の最低修得単位数を修得し,かつ,別表第4に定める第1年次に履修しなければならない授業科目の単位を修得した者
[
別表第2
] [
別表第4
]
(2)
第3年次への進級
イ
歯学科にあっては,別表第1及び別表第3に定める第2年次に履修しなければならない授業科目の単位を修得した者
[
別表第1
] [
別表第3
]
ロ
口腔生命福祉学科にあっては,別表第4に定める第2年次に履修しなければならない授業科目の単位を修得した者
[
別表第4
]
(3)
第4年次への進級
イ
歯学科にあっては,別表第1及び別表第3に定める第3年次に履修しなければならない授業科目の単位を修得した者
[
別表第1
] [
別表第3
]
ロ
口腔生命福祉学科にあっては,別表第4に定める第3年次に履修しなければならない授業科目の単位を修得した者
[
別表第4
]
(4)
第5年次及び第6年次への進級
イ
歯学科にあっては,在籍する年次において,別表第3に定める年次に履修しなければならない授業科目の単位を修得した者
[
別表第3
]
2
前項の規定にかかわらず,教授会が教育上必要と認めたときは,進級させることができる。
(授業科目の修了の認定)
第9条
授業科目の修了の認定は,その授業科目についての出席及び試験の成績等に基づき行うものとする。
2
前項に規定する試験については,別に定める。
(卒業)
第10条
歯学科に6年以上又は口腔生命福祉学科に4年以上在学し,かつ,所定の授業科目の単位を修得した学生の卒業の認定は,教授会の議を経て,学長が行う。
(編入学及び再入学)
第11条
学則第62条第1項及び第2項並びに第63条の規定による編入学又は再入学を志願した者に対する選考については,別に定める。
[
学則第62条第1項
] [
第2項
] [
第63条
]
2
前項の規定により入学を許可された者の既に修得した単位の取扱い及び在学期間の通算の認定については,教授会が行う。
(雑則)
第12条
この規程に定めるもののほか必要な事項は,教授会が別に定める。
附 則
1
この規程は,平成16年4月1日から施行する。
2
平成15年度以前に入学した学生の履修方法及び卒業要件については,第4条,第5条,第9条及び第12条の規定にかかわらず,なお新潟大学歯学部規程(平成5年歯規程第1号)の例による。
附 則(平成17年4月1日歯規程第1号)
1
この規程は,平成17年4月1日から施行する。
2
平成16年度以前に入学した学生の履修方法及び卒業要件については,なお従前の例による。
附 則(平成20年3月6日歯規程第1号)
この規程は,平成20年4月1日から施行する。
附 則(平成21年3月11日歯規程第1号)
1
この規程は,平成21年4月1日から施行する。
2
平成20年度以前に入学した学生の履修方法及び卒業要件については,なお従前の例による。
附 則(平成27年3月6日歯規程第1号)
1
この規程は,平成27年4月1日から施行する。
2
平成26年度以前に入学した学生の履修方法及び卒業要件については,なお従前の例による。
ただし,施行の日に現に歯学科に在学する学生は,改正後の別表第3に規定する授業科目のうち口腔機能管理学を履修し,選択科目の単位として加えることができる。
附 則(平成27年12月2日歯規程第4号)
1
この規程は,平成28年4月1日から施行する。
2
平成27年度以前に入学した学生の履修方法及び卒業要件については,なお従前の例による。
附 則(平成29年3月6日歯規程第1号)
この規程は,平成29年4月1日から施行する。
附 則(平成30年3月20日歯規程第1号)
1
この規程は,平成30年4月1日から施行する。
2
平成28年度以前に入学した学生の履修方法及び卒業要件については,なお従前の例による。
附 則(平成31年3月20日歯規程第2号)
1
この規程は,平成31年4月1日から施行する。
2
平成30年度以前に入学した学生に対する別表第1の規定は,なお従前の例による。
附 則(令和元年9月4日歯規程第4号)
1
この規程は,令和2年4月1日から施行する。
2
平成29年度以前に入学した学生に対する第8条,別表第1,別表第2及び別表第4の規定は,なお従前の例による。
3
平成30年度及び令和元年度に入学した学生に対する第8条,別表第1及び別表第2の規定は,なお従前の例による。
附 則(令和2年9月2日歯規程第1号)
1
この規程は,令和3年4月1日から施行する。
2
令和2年度以前に入学した学生の履修方法及び卒業要件については,なお従前の例による。
附 則(令和7年3月6日歯規程第1号)
1
この規程は,令和7年4月1日から施行する。
2
令和6年度以前に入学した学生の履修方法及び卒業要件については,なお従前の例による。
別表第1(第4条関係)
歯学科における教養教育に関する授業科目の最低修得単位数
科目区分
細区分又は授業科目名等
単位の年次別配当
修得単位数
1年次
2年次
3年次
英語
英語
2
2
初修外国語
2
2
大学学習法
歯学スタディ・スキルズ
2
4
歯学スタディ・スキルズII
2
情報リテラシー
データサイエンス総論Ⅰ
1
1
自然系共通専門基礎
数学・統計学
2
2
物理学
2
2
化学
2
2
生物学
2
2
医歯学
PBL入門
1
1
留学生基本科目の日本語及び日本事情並びに別表第3に規定する授業科目を除く授業科目のうちから
22
22
合計
37
2
1
40
[
別表第3
]
別表第2(第4条関係)
口腔生命福祉学科における教養教育に関する授業科目の最低修得単位数
科目区分
細区分又は授業科目名等
修得
単位数
英語
英語
2
初修外国語
2
健康・スポーツ
体育実技
1
大学学習法
歯学スタディ・スキルズ
2
情報リテラシー
データサイエンス総論Ⅰ
1
自然系共通専門基礎
物理学,化学,生物学の細区分から2以上
4
人文社会・教育科学
心理学2単位及び社会学2単位を含む。
8
医歯学
医学序説I 2単位
4
医学序説II 2単位
留学生基本科目の日本語及び日本事情並びに別表第4に規定する授業科目を除く授業科目のうちから
6
合計
30
[
別表第4
]
別表第3(第6条関係)
歯学科における専門教育に関する授業科目の履修方法(授業科目表)
履修年次
単位の年次別配当
修得単位数
\
授業科目
1年次
2年次
3年次
4年次
5年次
6年次
早期臨床実習I
1
1
バイオメディカルサイエンス
1
1
医療統計学
2
2
微生物学I
2
2
微生物学II
2
2
歯科理工学I
1
1
歯科理工学II
1
1
生体理工学
1
1
人体解剖学I
2
2
人体発生学
1
1
組織学総論
1
1
生理学I
2
2
生理学II
2
2
基礎生化学
2
2
生化学実習
1
1
薬理学
2
2
放射線学総論
1
1
コミュニケーション論I
1
1
歯学研究演習
2
2
地域歯科保健実習
1
1
国際歯科保健医療学入門
2
2
早期臨床実習II
2
2
人体解剖学II
1
1
人体解剖学実習
3
3
組織学各論
1
1
口腔組織発生学
1
1
口腔生理学
1
1
口腔生化学
1
1
歯科薬理学
2
2
病理学総論
2
2
歯の形態学
2
2
齲蝕学
2
2
保存修復学
1
1
保存修復学実習
1
1
歯冠修復学
3
3
衛生学
1
1
生体材料学
1
1
顎口腔機能学
1
1
コミュニケーション論II
1
1
人体のしくみ
2
2
ネットワーク型先端歯学研究
(2)
(2)
短期海外派遣実習
(1)
(1)
予防歯科学
1
1
予防歯科学実習
1
1
歯周病学
2
2
歯周病学実習
1
1
欠損補綴学I
2
2
欠損補綴学II
1
1
欠損補綴学III
1
1
有床義歯学
1
1
口腔外科学I
1
1
口腔外科学II
1
1
口腔病理学
3
3
歯内療法学
1
1
歯内療法学実習
1
1
歯科矯正学
1
1
成長発育学
2
2
小児歯科学
2
2
障害者歯科学
1
1
加齢歯科学
1
1
歯科麻酔学
1
1
歯科放射線学
1
1
臨床英会話
1
1
生涯にわたる歯と咬合
2
2
包括社会歯科学
2
2
医療倫理
1
医科学I
2
2
医科学II
2
2
摂食嚥下障害学
1
1
全身管理学
2
2
医科学III
2
2
総合模型実習
3
3
口腔と全身との関わり
2
2
口腔インプラント学
1
1
臨床予備実習
8
8
臨床実習I
17
17
歯科臨床推論
1
1
歯科法医学
1
1
臨床実習II
18
18
合計
152
備考
( )書きは選択科目の単位数を示す。
別表第4(第6条関係)
口腔生命福祉学科における専門教育に関する授業科目の履修方法
履修年次
単位の年次別配当
修得単位数
\
授業科目
1年次
2年次
3年次
4年次
早期臨床実習IB
2
2
早期臨床実習IIB
1
1
臨床歯学演習
1
1
歯科衛生士概論
1
1
医療倫理
1
1
人体のしくみ
8
8
疾病とその病態
2
2
口腔の科学
6
6
歯科臨床概論
2
2
歯科衛生学I
8
8
歯科衛生学実習I
3
3
歯科衛生学実習II
3
3
歯科衛生学実習III
2
2
栄養学
2
2
社会調査法
2
2
衛生学・公衆衛生学
2
2
歯科診療補助I
2
2
歯科診療補助II
4
4
高齢者・障害者歯科学
2
2
臨床歯科学I
1
1
臨床歯科学II
1
1
臨床歯科学III
1
1
臨床歯科学IV
1
1
保健医療制度
2
2
歯科衛生士臨床実習I
2
2
歯科衛生士臨床実習II
2
2
歯科衛生士臨床実習III
14
14
訪問歯科診療
1
1
社会福祉原論I
2
2
社会福祉援助技術論I
2
2
社会福祉援助技術論II
2
2
地域福祉論
2
2
社会福祉経営
1
1
社会保障論
2
2
高齢者福祉論I
4
4
障害者福祉論I
2
2
児童福祉論I
2
2
公的扶助論
2
2
権利擁護と成年後見
1
1
更生保護制度
1
1
社会福祉援助技術演習I
4
4
社会福祉援助技術演習II
1
1
社会福祉現場実習指導I
2
2
社会福祉現場実習指導II
1
1
社会福祉現場実習Ⅰ
2
2
社会福祉現場実習Ⅱ
6
6
社会福祉原論II
(2)
うち2単位必修
高齢者福祉論II
(2)
障害者福祉論II
(2)
児童福祉論II
(2)
歯科衛生学II
(2)
短期海外派遣実習
(1)
合計
120
備考1
( )書きは選択科目の単位数を示す。
備考2
「社会福祉援助技術演習I・II」,「社会福祉現場実習指導I・II」は1単位を30時間とする講義,グループ演習及び個別指導により,「社会福祉現場実習Ⅰ・Ⅱ」は1単位を30時間とする実習施設での実習により履修する。