○小樽商科大学大学院現代商学専攻博士論文事前審査基準
(平成19年4月1日制定)
小樽商科大学大学院現代商学専攻博士論文事前審査会要項第5により，博士論文事前審査基準を定めるものである。
(審査事項)
1
博士論文草稿等は，次に示す事項について審査する。
(1)
論文テーマの重要性(論文テーマの学術的・社会的意義及び貢献が明確に意識されているか)
(2)
論述の一貫性(テーマに沿って問題が適切に設定され，論述が一貫し，結論が明確に述べられているか)
(3)
先行研究及び関連研究に関する理解(計画されている研究テーマに関する先行研究及び関連研究が十分に渉猟され，適切に理解されているか)
(4)
研究方法の妥当性(研究方法は，テーマ及び問題設定にふさわしいものか，また，資料・データの取り扱いや分析結果の解釈は妥当か)
(5)
独創性(テーマ，問題設定，研究方法又は結論等に評価すべき独創性があるか)
(6)
体裁(引照が適切に行われ，学術論文としての体裁が整っているか)
(審査評価)
2
小樽商科大学大学院現代商学専攻博士論文事前審査会(以下「審査会」という。)による評価は，合格又は不合格とする。
審査会は，学生に適切な助言指導を行うとともに，不合格とされた学生に対しては，その理由を説明する。
(博士論文指導IIの成績評価)
3
博士論文指導IIの成績評価は，審査会で合格とされた学生について，研究指導教員が小樽商科大学大学院商学研究科履修細則第6条に基づき，秀，優，良，可のいずれかの評価を行う。
[
小樽商科大学大学院商学研究科履修細則第6条
]
附 則
この基準は，平成19年4月1日から施行する。