○畜産学研究科畜産科学専攻博士後期課程及び獣医学専攻博士課程共通科目実施要領
(平成30年11月7日 大学院教育部会議)
改正
令和4年4月18日
令和7年1月9日
(趣旨)
1
この実施要領は、畜産学研究科の畜産科学専攻博士後期課程及び獣医学専攻博士課程(以下「博士課程」という。)の共通科目の実施について、責任の所在を明らかにし、各履修年度における実施体制、日程、内容を円滑に決定して確実に実施するために必要な事項を定めるものとする。
(共通科目の科目責任者)
2
博士課程の共通科目のうち、「リサーチコミュニケーション」「獣医・農畜産学特論」「獣医・農畜産学特別講義」の3科目については畜産科学専攻長及び獣医学専攻長を科目責任者とし、それ以外の共通科目(以下「その他の共通科目」という。)については、原則として、主指導教員を科目責任者とする。
(リサーチコミュニケーション)
3
リサーチコミュニケーションについて、次に掲げる手順により実施体制、日程、内容を決定し実施する。
(1)
畜産科学専攻長及び獣医学専攻長は、翌年度の担当教員(各専攻1名以上)及び実施日について協議して決定し、実施前年度の1月末までに大学院教育部長に報告する。なお、実施日については、原則として、連続した2日間以上とし、博士課程の他の科目や社会人に配慮して決定するものとする。
(2)
畜産科学専攻長及び獣医学専攻長は、担当教員と協力して実施概要について決定し、実施前年度の3月末までに大学院教育部長に報告する。
(3)
担当教員は、詳細な日程及び実施内容について、実施日の1ヶ月前までに決定し、当該科目の履修学生に通知する。
(4)
畜産科学専攻長及び獣医学専攻長は、科目の実施終了後、速やかに、担当教員からの報告に基づき、連名による評点報告書を作成し、教務課に提出する。
(獣医・農畜産学特論)
4
獣医・農畜産学特論について、次に掲げる手順により講義担当教員、日程を決定し実施する。
(1)
畜産科学専攻長及び獣医学専攻長は、翌年度の講義担当教員(各専攻2名ずつ計4名)及び実施日について協議して決定し、実施前年度の1月末までに大学院教育部長に報告する。
(2)
実施日については、講義担当教員と十分に協議のうえ、博士課程の他の科目や社会人に配慮して決定するものとする。なお、1講義は2コマ連続で1名の教員が行い、原則として、1日目の午前と午後、2日目の午前と午後の計4講義を連続した2日間で実施する。
(3)
講義担当教員は、それぞれの講義題目及び概要について、実施前年度の3月末までに決定し、教務課に報告する。
(4)
畜産科学専攻長及び獣医学専攻長は、全講義日程終了後、速やかに、講義担当教員からの報告に基づき、連名による評点報告書を作成し、教務課に提出する。
(獣医・農畜産学特別講義)
5
獣医・農畜産学特別講義について、次に掲げる手順により、外部講師による特別講義を実施する。
(1)
1年間に、農畜産学系、獣医学系それぞれ4回程度の特別講義を実施するものとし、農畜産学系の特別講義は畜産学専攻長が、獣医学系の特別講義は獣医学専攻長が取りまとめるものとする。
(2)
畜産科学専攻長及び獣医学専攻長は、各専攻において、獣医・農畜産学特別講義として実施する特別講義を募集し、実施を決定した特別講義について、担当教員名、講師名、テーマ、実施予定日等を教務課に通知する。なお、実施の決定にあたっては、獣医・農畜産学特別講義として相応しいかどうかについて、講義のテーマ、講師等から総合的に判断するものとする。
(3)
担当教員は、外部講師との連絡・調整、講義室の確保、講義資料の準備等、特別講義の実施について、責任を持って行うものとする。なお、外部講師に係る旅費・謝金の支払いに関する事務は、担当教員と協力して、教務課が行う。
(4)
各特別講義の評価は担当教員が行い、評価結果は、教務課で取りまとめるものとする。
(5)
教務課は、各学生の履修年度末に評価結果を取りまとめ、畜産科学専攻長及び獣医学専攻長に報告する。
(6)
畜産科学専攻長及び獣医学専攻長は、前号の報告を受理後、速やかに、連名による評点報告書を作成し、教務課に提出する。
(その他の共通科目)
6
その他の共通科目について、次のとおり実施する。
(1)
実施計画の作成から評価に至る、科目の実施について、主指導教員が責任を持って行うものとする。
(2)
大学外での実習や研修等(以下「研修等」という。)が必要な科目について、研修等の実施に必要な調整や手続きは、原則として、主指導教員が責任を持って行う。
(3)
前号の研修等の実施にあたって、決裁を伴う依頼状の作成や旅費・謝金等の支出を伴う場合の事務については、主指導教員と協力して、教務課が行う。
(4)
成果等の報告会や発表会等(以下「報告会等」という。)の実施が必要な科目について、報告会等の日程の調整及び実施に係る事務については、主指導教員と協力して、教務課が行う。
(5)
前号の報告会等の実施責任者は、畜産科学専攻長及び獣医学専攻長とする。
(6)
主指導教員は、科目の実施終了後、速やかに、評点報告書を作成し、教務課に提出する。
附 則
この要領は、平成30年11月7日から実施し、平成30年度入学者から適用する。
附 則(令和4年4月18日)
この要領は、令和4年4月18日から実施する。
附 則(令和7年1月9日)
この要領は、令和7年1月9日から実施する。