名古屋大学ナショナルイノベーションコンプレックス規程

○名古屋大学ナショナルイノベーションコンプレックス規程

(平成27年3月3日規程第64号)

第1条　名古屋大学(以下「本学」という。)に，産学官連携による持続的なイノベーション創出の実現をめざす研究開発及びその支援を行うため，名古屋大学ナショナルイノベーションコンプレックス（以下「NIC」という。）を置く。

(管理責任者)

第2条　NICに，管理責任者を置き，名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部長をもって充てる。

2　管理責任者は，NICの管理に関する業務を掌理する。

第3条　第1条に掲げる研究開発及びその支援を行うため，NICに研究室，実験室その他必要な施設（以下「研究室等」という。）を置く。

第4条　研究室等に，使用者が共同で利用できる機器（以下「共同機器」という。）を置く。

(使用責任者)

第5条　研究室等及び共同機器（以下「研究室・共同機器」という。）に，使用責任者を置く。

2　前項の使用責任者は，研究室・共同機器の使用に関して，この規程を遵守するとともに，業務の安全確保に努めなければならない。

(使用資格等)

第6条　研究室・共同機器の使用を申請できる者（以下「使用代表者」という。）は，次に掲げる者とする。

一　第1条に掲げる研究開発等を行う本学の大学教員

二　その他管理責任者が特に認めた者

(使用の許可)

第7条　研究室・共同機器の使用を希望する使用代表者は，別に定める様式により，管理責任者に申し出て，その許可を受けなければならない。

(使用者の責務)

第8条　研究室・共同機器の使用の許可を受けた者(以下「使用者」という。)は，別に定める使用許可の条件を遵守しなければならない。

(使用の許可内容の変更)

第9条　使用代表者は，第7条の規定により使用の許可を受けた内容を変更する必要が生じた場合は，別に定める様式により，当該研究室・共同機器の使用責任者を通じて，管理責任者に申し出て，その許可を受けなければならない。

(使用の許可の取消し等)

第10条　管理責任者は，使用者が使用許可の条件に違反したと認めたとき，又はNICの管理上支障があると認めたときは，当該使用の許可を取消し，又は当該使用を中止させることができる。

(使用負担金)

第11条　使用代表者は，研究室・共同機器の使用に係る費用を負担しなければならない。

2　前項の負担金の徴収方法については，別に定める。

第12条　使用代表者は，研究室・共同機器において使用した光熱水料を負担しなければならない。

2　前項の光熱水料の徴収方法については，別に定める。

第13条　使用代表者は，研究室・共同機器の使用が終了したとき，又は第9条の規定により管理責任者が使用の許可を取消したときは，使用したNICの施設及び備品等(以下「施設等」という。)を原状に回復しなければならない。

第14条　使用者は，その責に帰すべき事由により，施設等を滅失，破損又は汚損したときは，その損害を賠償しなければならない。この場合において，損害賠償は，使用代表者の責任により行うものとする。

第15条　NICの管理に関する事務は，研究協力部において処理する。

第16条　この規程に定めるもののほか，NICの使用に関し必要な事項は，総長が定める。

この規程は，平成27年4月1日から施行する。