名古屋大学大学院博士後期課程奨学金採用時返還免除内定候補者選考規程

○名古屋大学大学院博士後期課程奨学金採用時返還免除内定候補者選考規程

(令和元年11月19日規程第57号)

改正	令和4年12月6日名大規程第65号

第1条　この規程は，独立行政法人日本学生支援機構（以下「機構」という。）の定める貸与奨学規程（平成16年規程第16号）第46条の規定により名古屋大学（以下「本学」という。）が推薦する博士後期課程奨学金採用時返還免除内定候補者（以下「内定候補者」という。）の選考に関し必要な事項を定めるものとする。

(推薦対象者)

第2条　推薦対象者は，本学大学院の博士後期課程又は医学系研究科の医学を履修する博士課程（以下「医学博士課程」という。）に進学し，かつ，同年度に機構の第一種奨学生として採用された者であって，当該課程における貸与期間中に特に優れた業績を挙げる見込みがあるものとする。

(内定候補者の推薦限度数)

第3条　本学から機構への内定候補者の推薦限度数は，機構が示す推薦枠の範囲内とし，次の各号に掲げる推薦枠ごとに選考するものとする。

一　一号枠　貸与開始年度内に貸与終了となる内定候補者推薦枠

二　二号枠　貸与開始年度の翌年度以降に貸与終了となる内定候補者推薦枠

(内定候補者の選考等)

第4条　内定候補者の推薦を希望する者（以下「申請者」という。）は，所定の期日までに，次に掲げる書類を添えて，所属する研究科長に申請しなければならない。

一　博士後期課程又は医学博士課程進学に伴う採用時返還免除内定候補者に係る申請書

二　博士後期課程又は医学博士課程進学に伴う採用時返還免除内定候補者に係る推薦理由書

三　博士後期課程又は医学博士課程における研究概要及び研究計画書

四　履歴書

五　その他所属する研究科において定める書類

2　前項による申請を受けた研究科長は，申請者について，各研究科における採用時返還免除内定候補者選考基準（以下「選考基準」という。）に基づき，その申請内容等を総合的に評価した上で選考し，前条各号に掲げる推薦枠ごとに1名を限度として，総長に推薦するものとする。ただし，博士後期課程及び医学博士課程の入学定員が50名以上の研究科の場合は，前条第2号に掲げる二号枠について，2名を限度として，総長に推薦することができるものとする。

3　前項の選考は，第1項各号に掲げる書類及び選考基準に基づき行うものとする。

4　第1項第1号から第4号までの書類の様式は，別に定める。

(委員会の設置)

第5条　本学に，内定候補者の選考を行うため，独立行政法人日本学生支援機構に関する省令（平成16年文部科学省令第23号）第35条の規定に基づき，名古屋大学奨学金返還免除候補者選考委員会（以下「委員会」という。）を置く。

2　委員会の組織及び運営に関し必要な事項は，別に定める。

(内定候補者の決定)

第6条　総長は，第4条第2項による推薦を受け，名古屋大学奨学金返還免除候補者選考委員会規程（平成16年度規程第311号）第7条に定める内定候補者審査委員会（以下「審査委員会」という。）に審査を依頼するものとする。

[第4条第2項] [名古屋大学奨学金返還免除候補者選考委員会規程（平成16年度規程第311号）第7条]

2　審査委員会は，原則として，各研究科から推薦された者全員に対して面接審査を行い，総合評価して，全学に係る順位を付した上で，総長へ報告するものとする。

3　総長は，審査委員会からの報告に基づき，委員会の議を経て，機構に推薦する内定候補者を決定する。

第7条　この規程に定めるもののほか，内定候補者の選考に関し必要な事項は，委員会の議を経て，総長が定める。

この規程は，令和元年11月19日から施行する。

附　則(令和4年12月6日名大規程第65号)

この規程は，令和4年12月6日から施行する。