東海国立大学機構職員超過勤務手当，休日給及び夜勤手当支給細則

○東海国立大学機構職員超過勤務手当，休日給及び夜勤手当支給細則

(令和2年4月1日機構細則第39号)

改正	令和5年8月3日機構細則第3号

第1条　東海国立大学機構職員給与規程(令和2年度機構規程第54号。以下「職員給与規程」という。)第23条第5項，第24条第3項及び第25条第3項の規定に基づく超過勤務手当，休日給及び夜勤手当に関する事項については，この細則の定めるところによる。

[東海国立大学機構職員給与規程(令和2年度機構規程第54号。以下「職員給与規程」という。)第23条第5項] [第24条第3項] [第25条第3項]

(超過勤務手当の取扱い)

第2条　職員(東海国立大学機構職員の勤務時間，休暇等に関する規程(令和2年度機構規程第30号)第9条の規定に基づくフレックスタイム制が適用される職員(以下「フレックスタイム制適用職員」という。)を除く。以下この条において同じ。)がその日の勤務時間が始まる前に超過して勤務したときの勤務は，その日の超過勤務として取り扱う。なお，前日から引き続き翌日にわたって勤務したときは歴日によって区分する。

[東海国立大学機構職員の勤務時間，休暇等に関する規程(令和2年度機構規程第30号)第9条]

2　休憩時間中に機構長又はその委任を受けた者の命により勤務した場合は，超過勤務として取り扱う。

3　超過勤務手当の支給の基礎となる勤務時間数は，その給与期間の全時間数(支給割合を異にする部分があるときは，その異にする部分ごとに各別に計算した時間数)によって計算するものとし，この場合において1時間未満の端数が生じたときは，その端数が30分以上にあっては1時間とし，30分未満にあっては切り捨てる。休日給及び夜勤手当についても同様とする。

4　職員給与規程第23条第1項第5号に規定する支給割合により支給される超過勤務手当は，月の初日から当該月の超過勤務時間数を累計して60時間に達した時点から後に行われた超過勤務に対して支給するものとする。

[職員給与規程第23条第1項第5号]

5　出張中又は赴任中の職員は，その期間中正規の勤務時間を勤務したものとみなすことができる。ただし，出張目的地において正規の勤務時間を超えて勤務すべきことを機構長又はその委任を受けた者があらかじめ指示して命じた場合において現に勤務し，かつ，その勤務時間につき明確に証明できるものについては，超過勤務手当を支給する。

6　職員の1日の正規の勤務時間に相当する時間内における超過勤務については，時間給と同額を基礎として算出した額を支給する。

7　機構長又はその委任を受けた者は，超過勤務命令簿等を作成するものとする。

(フレックスタイム制適用職員の超過勤務手当の取扱い)

第3条　前条第3項及び第7項(週休日及び次条第1項の規定による勤務に係るものに限る。)の規定は，フレックスタイム制適用職員について準用する。

2　職員給与規程第23条第3項第4号に規定する支給割合により支給される超過勤務手当は，同項第2号及び第3号の勤務をした時間並びに総労働時間数を超えて勤務した時間の合計が60時間に達した時点から後に行われた超過勤務に対して支給するものとする。

[職員給与規程第23条第3項第4号]

3　出張中又は赴任中のフレックスタイム制適用職員は，その期間中7時間45分を勤務したものとみなすことができる。ただし，出張目的地において7時間45分を超えて勤務すべきことを機構長又はその委任を受けた者があらかじめ指示して命じた場合において現に勤務し，かつ，その勤務時間につき明確に証明できるものについては，超過勤務手当を支給する。

(休日給の取扱い)

第4条　休日において正規の勤務時間(フレックスタイム制適用職員にあっては7時間45分。以下同じ。)を超えて勤務した部分について，超過勤務手当を支給する。

2　休日と週休日とが重なった日の勤務に対しては，休日給を支給せず，超過勤務手当を支給する。

3　出張又は赴任中の職員に対しては，出張目的地において休日の正規の勤務時間中勤務すべきことを機構長又はその委任を受けた者があらかじめ指示して命じた場合において現に勤務し，かつ，その勤務時間につき明確に証明できるものについては休日給を支給する。

4　一勤務が二日にまたがる勤務でその一日が休日に当たるときは，休日に当たる日の勤務に対してのみ休日給を支給する。

(宿直勤務又は日直勤務に従事している職員に超過勤務を命じた場合の取扱い)

第5条　業務上の必要から宿直勤務又は日直勤務を一時的に中断させ，その間，超過勤務を命じた場合においては，当該超過勤務に従事した時間に対して超過勤務手当又は休日給を支給する。

(夜勤手当の取扱い)

第6条　夜勤手当及び休日給又は超過勤務手当とが関係する支給上の取扱いは，次のとおりとする。ただし，フレックスタイム制適用職員については，第2号の規定は適用しない。

一　午後10時から翌日の午前5時までの間における正規の勤務時間中の勤務の中に休日給の支給される日に当たる部分がある場合においては，その部分の勤務に対して休日給及び夜勤手当を併給すること。

二　正規の勤務時間を超える勤務として午後10時から翌日の午前5時までの間において勤務した場合には，その勤務に対しては，夜勤手当は支給せず，超過勤務手当を支給すること。

第7条　この細則に定めるもののほか，超過勤務手当，休日給及び夜勤手当に関し必要な事項は，機構長が定める。

この細則は，令和2年4月1日から施行する。

附　則(令和5年8月3日機構細則第3号)

この細則は，令和5年10月1日から施行する。