○琉球大学医学部附属病院救急部患者取扱要領
(昭和62年11月10日制定) |
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第1 趣旨
この要領は、琉球大学医学部附属病院の救急医療体制に関し、地域医療のネットワークの関連において開業医(医師会)や地域医療機関との機能分担を図り、原則としてこれらの医療機関からの紹介による第3次的救命救急患者を重点的に取り扱うため、必要な事項を定める。
第2 時間内救急患者の受付
1 職員の正規の勤務時間内に救急患者が来院した場合及び電話等で救急依頼があった場合は、原則として救急部が受付ける。
2 救急部は、診療にあたるべき診療科(医師)と調整のうえ、診療録と診察券及び外来基本カードを患者に発行し、指定する場所で受診させる。
3 患者受付簿には所要事項を記入し、整理する。
4 救急部は、診療終了後、診察券と基本カードを患者に渡し、医事課外来係(以下「外来係」という。)6)番外来会計窓口への提出及び収入窓口への納金について指示する。
第3 時間外救急患者の受付
1 職員の正規の勤務時間以外の時間及び日曜祝祭日等の救急患者の受付は、事務宿日直勤務者(以下「事務当直者」という。)が担当する。
2 事務当直者は、救急患者が来院した場合は、救急部診療受付票(簿と厚の2枚複写で厚が患者票となり簿は救急部の控とする。)と診療録を患者に発行し、指定する場所で受診させる。
3 患者受付簿には所要事項を記入し、整理する。
4 事務当直者は、診療終了後、当該患者が入院、外来にかかわらず、救急部診療受付票(患者票)をかならず回収する。
5 患者が入院する場合は、入院案内、入院申込書、入院保証書用紙を渡し、翌日(翌日が休日等の場合は勤務日の初日)の午前中に医事課入院係で入院手続を済ませるよう指示する。
6 事務当直者が、診療料金を収納するときは、外来診療料金票を作成し、料金を徴収のうえ領収書を交付する。
7 計算徴収ができない場合は、救急部診療受付票(患者票)の誓約欄を本人直筆(患者が書けない場合はその代理人)押印のうえ保証書を預り、翌日或いは患者が来院した日から一番近い診療日に外来係1)番窓口へ立寄るよう指示する。
8 事務当直者は、勤務中取扱った救急部診療受付票(患者票)を翌日8時30分までに外来係に引き継ぐ。
9 外来係1)番窓口では、前項の患者が来院した場合は、診察券、基本カードを発行すると同時に計算窓口を経由し、収入窓口への納金を指示する。
第4 救急患者数の集計等
1 救急患者数は、各診療科及び各病棟で調査し、毎日救急患者看護記録により救急部へ報告する。
2 救急部は、各診療科分をとりまとめた集計表、その他の統計資料を作成する。
3 救急部は、救急部を経由しないで直接診療科で取扱った前日の救急患者分については、前日の救急患者看護記録をもとに患者受付簿に記載する。
附 則
1 この要領は、昭和62年11月10日から実施する。
2 琉球大学医学部附属病院救急部患者取扱要領(昭和56年4月1日制定)は廃止する。