○琉球大学病院ラピッドレスポンスシステム規程
(令和2年10月20日制定)
(目的)
第1条 ラピッドレスポンスシステム(以下「RRS」という。)は、琉球大学病院(以下「本院」という。)において、早期に入院患者の異変に気づき、介入することで、予後を改善することを目的とする。
(組織)
第2条 RRSの実質的活動は、救急診療委員会の下、ラピッドレスポンスチーム(以下「RRT」という)が担い、担当する救急部医師ならびに看護師により構成される。
(職員及び職務)
第3条 RRTに、次に掲げる職員を置く。
(1) RRT医師
(2) RRT看護師
2 RRT医師は、当該日時の救急外来担当医を持って充て、RRTの運営に当たる。
3 RRT看護師は、当該日時に担当を任命された特定行為研修を修了した看護師、専門看護師又は認定看護師を持って充てRRTの運営に当たる。
(ワーキンググループ)
第4条 RRTの円滑な運営を図るため、RRSワーキンググループ(以下「ワーキンググループ」という。)を置く。
2 ワーキンググループは、次に掲げる事項を審議し、救急診療委員会へ報告する。
(1) RRTの運営に関すること
(2) RRTの活動評価
(3) RRTの育成、教育
(4) その他必要な事項
(委員)
第5条 ワーキンググループは、次に掲げる委員をもって組織する。
(1) 救急部副部長1名
(2) 集中治療部医師1名
(3) 安全管理対策室医師1名
(4) 救急部看護師長
(5) 特定行為研修担当看護師1名
(6) 副看護部長(経営担当)
(7) その他委員長が必要と認める者
2 前項の委員の任期は2年とし、再任を妨げない。
3 第2項の委員に欠員が生じた場合、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
4 第1項第1号から第3号、第5号及び第7号の委員は、救急診療委員会委員長が指名する。
(委員長)
第6条 ワーキンググループに委員長を置き、前条第1項第1号の委員をもって充てる。
(ワーキンググループの招集)
第7条 委員長はワーキンググループを招集し、その議長となる。
2 委員長に事故があるとき又は欠けたときは、委員長があらかじめ指名する委員がその職務を代行する。
3 ワーキンググループは、委員の3分の2以上の出席がなければ会議を開くことができない。議事は、出席委員の過半数をもって決する。可否同数の場合は議長の決するところによる。
(意見の聴取)
第8条 ワーキンググループが必要と認めるときは、意見を聴くことができる。
(庶務)
第9条 ワーキンググループに関する庶務は、医事課において処理する。
附 則
この規程は、令和2年10月20日から施行する。