○琉球大学病院身体的拘束最小化チーム規程
(令和7年5月20日制定)
(趣旨)
第1条 琉球大学病院規程(昭和56年5月1日制定)第17条の規定に基づき、琉球大学病院に設置する身体拘束最小化チーム(以下「最小化チーム」という。)の運営に関し、必要な事項を定める。
(目的)
第2条 最小化チームは、本院の身体的拘束の最小化を推進することを目的とする。
(業務)
第3条 最小化チームは、次の各号に掲げる業務を行う。
(1) 身体的拘束の実施状況の把握及び職員への定期的な周知
(2) 身体的拘束を最小化するための指針の作成及び見直し並びに職員への周知
(3) 身体的拘束の最小化に関する研修の定期的な実施
(4) その他患者の身体的拘束に関し必要な事項
(組織)
第4条 最小化チームは、次の各号に掲げる職員をもって組織する。
(1) 身体的拘束について識見を有する医師 若干人
(2) 身体的拘束について識見を有する看護師 若干人
(3) その他病院長が特に必要と認める者
2 前項に規定するメンバーは、病院長が指名する。
3 前項のメンバーの任期は、2年とし、再任を妨げない。ただし、構成員に欠員が生じた場合の後任者の任期は、前任者の残任期間とする。
(チーム長)
第5条 最小化チームにチーム長を置き、前条第1項の構成員のうちから、病院長が指名する。
(連絡会議)
第6条 本院の身体的拘束に関する事項を審議するため、身体的拘束最小化チーム連絡会議(以下「連絡会議」という。)を置く。
(連絡会議の審議事項)
第7条 連絡会議は、第3条に掲げる事項について審議する。
(連絡会議の組織)
第8条 連絡会議は、第4条第1項各号に掲げる者をもって組織する。
2 連絡会議に議長を置き、チーム長をもって充てる。
3 議長は、最小化チーム会議を招集し、その議長となる。
4 議長が欠けたとき、又は事故があるときは、議長があらかじめ指名する構成員がその職務を代行する。
(連絡会議の議事)
第9条 最小化チーム会議は、構成員の過半数の出席がなければ会議を開くことができない。
2 議事は、出席委員の過半数をもって決し、可否同数の場合は、議長の決するところによる。
(連絡会議の代理出席)
第10条 構成員が会議に出席できないときは、代理のものを出席させることができる。
(構成員以外の者の出席)
第11条 議長が必要と認めるときは、構成員以外の職員を連絡会議に出席させ、説明又は意見を聞くことができる。
(庶務)
第12条 最小化チーム会議の庶務は、医事課において処理する。
(雑則)
第13条 この規程に定めるもののほか、最小化チームについて必要な事項は、最小化チーム長が別に定める。
附 則
1 この規程は、令和7年5月20日から施行し、令和7年5月1日から適用する。
2 この規定の施行後最初に委嘱される第4条第1項に規定する職員の任期は、第4条の規定にかかわらず、令和9年3月31日までとする。