第2条 細則第6条に規定する評価は、次の各号に掲げる基準に基づき行う。(1)問題意識の明確性
ア 自らが設定した研究テーマが修士論文として妥当なものであり、論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
イ 論文中にその学問的・社会的意義が明示されているか。
(2)論証過程の説得性
ア 設定したテーマの研究に際して、適切な研究方法を採用しているか。
イ 研究に適した資料、調査及び論証方法を採用し、それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
ウ 結論に至るまでの首尾一貫した論理構成になっているか。
(3)研究成果の独創性
学説史や近年の研究動向を踏まえ、従来の研究に対して当該研究が研究の視点、研究方法、分析等で独創性を有していると認められるか。
(4)表現・引用の適切性
論文の表現・引用(本文、図、表、文献表等を含む)が十分かつ適切であるか。