○山口県立大学地域貢献活動方針
(平成26年4月1日) |
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山口県立大学は、大学設置の基本理念において「地域における知の拠点として、住民の健康の増進及び個性豊かな地域文化の進展に資する専門の学術を深く教授研究するとともに、高度な知識及び技能を有する人材の育成並びに研究成果の社会への還元による地域貢献活動を積極的に展開し、もって人々が生き生きと暮らす社会の形成に資すること」を掲げています。本学は、山口県唯一の県立大学として、県民の健康や地域文化の分野における専門的教育と研究を通じて、県政課題や地域課題の解決に資する「地域貢献型大学」として県民の期待に応えるという使命を有しているのです。
本学がその役割を存分に発揮し、真に地域社会や県民から信頼される「存在感のある大学」となるためには、地域と大学が連携・協働して共生することが重要であり、教職員一人ひとりが誠実かつ積極的に地域貢献活動に取り組む必要があります。
このような基本的な考え方に基づき、地域貢献を組織的に推進するために、次のとおり活動方針を定めます。
記
1 本学は、地域貢献活動に全学的・組織的に取り組むものとし、教職員が活動を展開しやすい環境を整備し、教職協働を推進する。
2 本学は、高大連携・大学間連携および産学公連携を促進するため、地域の関係機関・団体と協働体制を構築してより効果的な地域の活性化に取り組む。特に、地域の人材、地域の文化、地域の生活において新たな価値を創造するため、大学と地域が一体となった教育活動を展開する。
3 本学は、教育機能を広く地域に開放することにより、あらゆる世代の教育環境づくりに寄与するとともに、地方自治体・保健医療福祉の職能団体等と連携してリカレント教育ならびにスキルアップ教育に取り組み、地域社会に貢献する人材を育成する。特に、本学の卒業生が、自身の専門性を活かしつつ、地域を先導する存在として活躍できるよう、情報収集に努め、ニーズに基づいた研修を実施する。
4 本学は、住民の健康の増進及び個性豊かな地域文化の進展に資する領域において学際的で創造的な研究を行い、その研究の成果を積極的に地域に還元する。
5 本学は、産学公連携を基礎として共同研究・受託研究等に積極的に取り組むことにより、地域産業の振興および地域課題の解決に資する。
6 本学は、県内の学術の中心として、各教員の専門性を生かし、少子高齢化の先進地たる山口県および県内市町の政策立案や地域活動等に関して協力することを通じて、活力ある地域づくりに積極的な役割を果たす。
7 本学は、国際化を推進することを通じて、より広い視野から地域課題の解決と地域の活性化に取り組む。
8 本学は、変化する地域ニーズに的確に対応できるように、自己点検・評価を通じて地域貢献活動の質の向上に努める。
附 則(令和3年1月1日)
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この方針は、令和3年1月1日から施行する。