○国立大学法人長岡技術科学大学事務局管理職候補者選考要領
(令和5年12月21日学長裁定)
第1 趣旨
この要領は、国立大学法人長岡技術科学大学(以下「大学」という。)における事務局管理職候補者(この要領において事務局次長級、課長及び室長級職員の候補者をいう。以下「候補者」という。)の選考に関し、必要な事項を定める。
第2 候補者の募集
候補者の募集は公募によるものとし、毎年10月1日付けで実施する。なお、応募にあたっては、自薦によるもののほか他薦によることができるものとする。
第3 
他薦による場合の推薦者は、次の各号に掲げる役職に応じて当該各号に定める者とする。
(1) 事務局次長 本学事務局長又は本学事務局次長
(2) 課長又は室長 本学事務局次長又は本学課長
第4 候補者の選考
1 候補者の選考は、書類審査及び面接試験の結果により行う。
2 書類審査に必要な書類は、次の各号に掲げるとおりとし、書類の提出時期は公募の際に示す。
(1) 管理職候補者(申出・推薦)書(別紙様式第1)
(2) 身上調書(別紙様式第2)
3 書類審査及び面接試験は、学長、事務局長及び学長が指名する理事又は副学長が行う。
第5 選考基準
候補者の選考に当たり、国立大学法人長岡技術科学大学職員の人事基本方針(令和5年3月2日学長裁定)に照らして、大学の将来ビジョン及び中期目標、中期計画に掲げる事項を役員及び教職員とともに遂行し得る能力を判定の基準とする。具体的には、次の各号に掲げるマネジメント行動について評価する。
(1) 組織の規律維持 ◆責任感の保持、服務規律の遵守及び公平・公正な業務執行
(2) 方向性の提示 ◆組織課題の適切な把握・提示
(3) 判断・調整・優先順位付け ◆適時・適切な判断 ◆組織間での信頼関係の構築と折衝・調整◆業務間の優先順位付け
(4) コミュニケーション ◆風通しの良い一体感のある職場づくり
(5) 人材育成 ◆適切な職務経験の付与、部下への必要な支援 ◆自己啓発を含めた能力開発の推進
(6) 創造的な組織づくり ◆新たな取組に挑戦する風土の醸成
(7) 組織力の発揮 ◆目標・方針の共有 ◆部下の適性等を踏まえた柔軟な業務分担 ◆進捗管理
(8) ワークライフバランスとダイバーシティ ◆ワークライフバランスを重視する意識改革◆多様な人材の活用
(9) コスト意識 ◆先見性を持った上での適切な業務遂行 ◆成果と時間・労力のバランスの認識
第6 候補者の有効期間
候補者の有効期間は、選考した日から3年を経過した日又は大学事務局管理職に登用された日のいずれか早い日までとする。
第7 登用
選考された候補者は、大学事務局管理職に欠員が生じたとき又は組織改編等により増員する必要が生じたときに登用する。なお、他の国立大学法人、独立行政法人国立高等専門学校機構又は他の独立行政法人から要請があった場合には、候補者の希望を確認の上、候補者の中から推薦することができるものとする。
第8 事務
事務局管理職候補者の選考に関する事務は、総務課人事労務室において行う。
第9 雑則
この要領に定めるもののほか、事務局管理職候補者の選考に関し必要な事項は、別に定める。
附 則
この要領は、令和5年12月21日から施行する。
別紙様式第1(第4関係)
管理職候補者(申出・推薦)書

別紙様式第2(第4関係)
身上調書