名古屋大学赤﨑記念研究館規程

○名古屋大学赤﨑記念研究館規程

(平成18年7月24日規程第23号)

改正	令和3年6月22日名大規程第10号

第1条　名古屋大学（以下「本学」という。）に，赤﨑勇博士の功績を記念し，本学の先端的学術研究及び産学官連携の推進に資するため，名古屋大学赤﨑記念研究館（以下「研究館」という。）を置く。

第2条　研究館の管理運営は，総長がこれを行う。

第3条　研究館に，次の施設を置く。

一　研究館・実験室（以下「研究室等」という。）

二　装置開発ファクトリー

三　展示室

四　その他必要な施設

(使用の範囲)

第4条　研究室等を使用することができる者は，独創的・先端的学術に係る研究実験を行う者とする。

(使用の許可等)

第5条　研究室等を使用することができる者は，公募により決定する。

2　研究室等の使用を希望する場合は，前項の公募に対して，名古屋大学赤﨑記念研究館使用申請書（別記様式第1号）により申請し，使用の許可を得なければならない。

3　前項の申請をすることができる者は，本学の大学教員とする。

4　総長は，第2項の申請があったときは，所定の手続きを経て，使用を許可するものとする。

5　総長は，前項の使用の許可をしたときは，名古屋大学赤﨑記念研究館使用許可書（以下「別記様式第2号」という。）を交付するものとする。

(使用責任者)

第6条　研究室等に，使用責任者を置き，使用の申請者をもって充てる。

(使用者の責務)

第7条　研究室等の使用の許可を受けた使用責任者及び使用者（以下「使用者」と総称する。）は，この規程及びこの規程に基づく定めのほか，次の各号に掲げる事項を遵守しなければならない。

一　研究館の施設，設備及び備品の保全に努めること。

二　研究室等において行われる研究・実験の安全確保に努めること。

三　許可された目的・内容以外に使用しないこと。

四　使用者以外の者に使用させないこと。

五　総長の許可を得ることなく研究館内の改造，模様替えその他工事を行わないこと。

(使用の許可内容の変更)

第8条　使用責任者は，第5条の規定により許可を受けた内容を変更する必要が生じた場合は，総長に申し出て，その許可を受けなければならない。

(使用の許可の取消し等)

第9条　総長は，使用者が使用の許可の条件に違反したと認めたとき，又は研究館の管理上支障があると認めたときは，当該使用の許可を取り消し，又は当該使用を中止させることができる。

(使用期間等)

第10条　研究室等を使用できる時間は，5年以内とする。

2　前項の使用期間が終了した後，引き続き研究室等の使用を希望する者は，再度第5条に規定する使用の許可を受けなければならない。

第11条　使用責任者は，研究室等の使用にかかる使用料，光熱水料等（以下「使用料等」という。）を負担しなければならない。

2　前項の使用料等の額及び徴収方法については，別に定める。

(成果の報告)

第12条　使用責任者は，研究室等の使用が終了したときは，研究・実験の成果を総長に報告しなければならない。

第13条　使用責任者は，研究室等の使用が終了したとき，又は第9条の規定により総長が使用の許可を取り消し，若しくは使用を中止させたときは，研究室等及び備品等を，直ちに原状回復しなければならない。

第14条　使用者が故意又は重大な過失により，研究室等又は備品等を滅失し，破損し，又は汚損したときは，その損害を賠償しなければならない。この場合において，損害賠償は，使用責任者の責任により行うものとする。

第15条　研究館の管理に関する事務は，関係部課の協力を得て，工学部・工学研究科事務部において処理する。

第16条　この規程に定めるもののほか，研究館に関し必要な事項は，別に定める。

この規程は，平成18年8月1日から施行する。

附　則(令和3年6月22日名大規程第10号)

この規定は，令和3年7月1日から施行する。

別記様式第1号(第5条第2項関係)

名古屋大学赤﨑記念研究館使用申請書

別記様式第2号(第5条第5項関係)

名古屋大学赤﨑記念研究館使用許可書